最終回、有終の美!【あなたのことはそれほど】正否で判断してる人は何見てたんだ

2017年春ドラマ・TBS系火曜22時に放送されていた、
『あなたのことはそれほど』が最終回を迎えました。

原作もまだ完結しておらず、視聴熱も話題も高まっている中
どう決着をつけるか注目でしたので、
まとめておこうと思います!

あらすじはこの辺に書いときました↓

■まずは世間の評価軸、視聴率

気になる最終回の視聴率は、
14.8%でした!

 

前回が裏番組(サッカー)の影響で10.1%と落ち込んだので
4.7%もアップしましたね。

 

全話の視聴率が、
11.1%⇒9%⇒9.5%⇒9.9%⇒9.8%⇒11.5%⇒12.4%⇒13.5%⇒10.1%⇒14.8%
で、
平均11.25%でした。

 

4月期スタートの高視聴率ドラマは、
テレ朝『緊急取調室』『捜査一課長』、TBS『小さな巨人』
と、刑事ものばかりの中、
異質な『あなそれ』は4位ゴールです。
テレ朝の2本がシリーズものだから別格だとすると、
『小さな巨人』に次ぐ2位です。

 

それだけに、2~4話が悔やまれるところです。
おそらく、
1話で離れてしまった視聴者が話題に乗って5話で戻ってきたものと思われますが、
その原因として、
ドラマに「共感」を求める視聴者が多いことがあると思います。

 

それだけじゃない映像作品の楽しみ方、
「客観視」とか「傍観」とか…まあエンタメ性も含めて
それを打ち出せたドラマだったのではないか、と思います。

 

だからいつまでたっても
「共感できない」「正しくない」の目線でしか見られない人は
見ない、もしくはもんくたらたらで見ていたんでしょう。Mですね。

 

そして主演の波瑠さんもそっち側だったのが残念でなりません…。
後ほど最終回直前ブログを紹介しますね…

 

■結末:みつ×涼太夫妻

最終回の展開としては、こんな感じでした。

 

みつ1人暮らしスタート。有島の子供を身篭っていなかった。

涼太、渋っていた離婚届を出しておくとみつに連絡。
香子が証人に署名。

みつ、涼太から誘われて最後に会う。
最後に会ったことを母・悦子に伝える。(名シーン1)

みつ、離婚が成立していないことを知る。
悦子、涼太を訪ねる。(名シーン2)

みつ、小田原から聞いて涼太がピンチだと悟る。

みつ、涼太にフラれる。(名シーン3)

離婚が成立して1年後、それぞれの毎日を送る。

 

ざっとこんなところかと思います。

 

字面だけ見るとおや、てところがありますね。
ネットの感想でも涼太の気持ちが理解できない人が多々いたようです。

 

離婚届を提出せず、いつまでもみつに執着している涼太が、
自分からみつをフっています。

 

この気持ちの変化には、みつの母親悦子が大きく関わっているようです。


まず、
上記(名シーン1)で、
悦子は全てを把握します。
みつは離婚したと思っているが、涼太は離婚しないつもりでいる
それを察したのが「最後に一度だけ涼太と会った」というみつの発言でした。

 

書類の手続きなど事務的なものではなく、ただ会いたいから会った、
しかも「最後に」というところに悦子ママの勘が働いたようです。
…私ならわかりませんけどね。
最後に会う夫婦もいそうだし、異常な未練だと悟れたママはすごい。
伊達にスナックのママやってないわ。

 

それ以外も、ここは難しい親子の名シーンでした。
ママは誰も選んでこなかったけど、みつはママを選んだ。
歪だけど愛情あふれるシーンでした。

 

で、悦子ママが涼太を訪ねる(名シーン2)
いやここ早戻して再度確認しましたよ。

 

悦子、涼太にわざとキツいことを言います。
客観的な「正しい・正しくない」でなく、みつは自分の娘だからかわいい。
つまり、悦子は自分で判断して発言、行動しているということでしょう。

 

そして、涼太が亡き母に言われた「お天道様が見ている」に縛られていることを指摘します。

 

常に「誰から見ても正しい選択をしなければいけない」という呪縛
それが涼太にとって、
「一度愛したみつを一生愛し続けること」「離婚をしないこと」
だったのでしょう。
心変わりは悪、離婚は悪。
誰にとってもそうではありません。

 

そこから解放した悦子に涼太は
「おかあさん…」
とつぶやき、悦子は涼太の手を握ります。
この“おかあさん”は、
お義母さん、でなく、お母さんだったのでしょう。

 

解き放たれた涼太は、離婚の決心ができた。
そして(名シーン3)へ。

 

ここで涼太がみつに言った「自分を正当化しすぎ」は、
悦子が涼太を傷つけた言葉に似ていて、
涼太もまたみつを傷つけることで何かを変えようとしたのでは、と思います。

 

そしてみつは、これからは人の痛みがわかるようになりたい、
というおそらく生まれてはじめての願いを抱きます。

 

ということで、
渡辺夫妻は、成長エンドです!

(あと、多くの方の予想通り、涼太がタイトル回収しましたが「それほど」で首をかしげる東出イズムにほっこりしましたね)

 

ネット界隈では
独女既女を中心に、未だみつに怒り狂っている人がいますが
何話にも分けて、
「人に自分の正しいを押し付けるな。
押し付けるやつは“正しさ”に縛られている」
ということをこのドラマが言っていたのに気付けなかったのでしょうか…残念です。

 

最後の1年後のシーンで、
みつは涼太が再婚しようとしていると勘違いします。
この主人公だけ惨めエンド、とても良かったと思います。
前に進めた感をあらわしているだけでなく、
みつに憎悪を抱く共感中毒さんたちを少しなだめられたのでは、と。

 

■結末:有島×麗華夫妻

渡辺夫婦については良いエンドだと思いましたが、こちらはモヤモヤが残った私です。
大体こんな流れでした。
(興味が薄いし胸糞でザックリとしか覚えておらずすいません)

 

麗華(とあこしゃ)、実家に帰らせていただきます。

有島、出勤前と出勤後に麗華実家に通う。
往復6時間×2?
エクストリーム出社&退社ですね。

麗華「あなたのことが憎いです」
重たい言葉を冷静にぶつけ続ける麗華、情熱と勢いで押す有島。
今回のハイライト、愛してる⇒ビンタの往復。

有島諦めない。
麗華の母「あんたは有島君が正しいから結婚したの?」
ここにも出ました総テーマ。揺れる麗華。

朝のごみ置き場で、避ける麗華に
有島がブッチュー。
「気持ちいいね!」※二人の馴れ初めシーンをインスパイア
なんかしらんけどヨリ戻す。
麗華「昔ほどは気持ちよくなかったけど」

1年後、麗華の退院(軽い手術)を迎えに行く有島。
麗華「いろんな夫婦の形があるわね」

 

わからん…これは独女には解き明かせない謎でしょうか…

 

前回の記事で、原作も含めて
「軽く不倫したら地獄を見る」がテーマだと書いていましたが、違いました。

有島は地獄に落ちません。
かるーく不倫したら周りが狂い、焦ったけど持ち前のガッツで勝利しています。

 

惚れたもん負け、ということでしょうか。
麗華にはもっと頑張ってほしかったけど、
それこそ「正しい」なんて私が決めることじゃないので、これはこういう結末だということです。

 

この二夫婦の結末、というより不倫した二人の心情と結末の格差が興味深いですね。

みつは本気だった(憧れだけど)
有島は軽い気持ちだった。
軽い気持ちのほうが罪が軽いのか、女の許容範囲が広いのか。

 

軽い気持ちの不倫は繰り返す気がするのですが…遺伝子的に。

↑DNAで決まっているそうです。

 

あこしゃが鎹になった、
といっても麗華にはその心情は見えなかったし(麗華なら1人でも育てられる)、
独女には理解しがたい展開でした。
麗華も自分を「正しい」の呪縛から解き放った
というテーマ回収なのでしょうか。

 

■結末:その他の人物

・香子

段々追い詰められるメインキャラたちに比べ、
最初から「正しい」を振りかざしていた香子さん。

一足先に呪縛からとかれたと見え、
「正しくない」みつとの親交を続け、自分も真実の愛を見つけます。

 

「あの頃好きだった人は、あの頃の自分が好きだった人。
あの頃好きだった人は、もうこの世にはいない亡霊、妖精、幻。」

という言葉が、独女界隈で猛烈支持を受けているようです。
でもなんかわかったフリに見えるのは、ゆがんだ独女目線でしょうか…
頭で考えちゃうとこでてるな…

 

で、その相手が×3の歯科医院長!
医院長ちょっと考えが若すぎて苦手なほうでしたが、
この余ったとこでくっつく感が連ドラっぽくて和みました。

 

・しょこたん夫妻

役名出てきたことあったっけ?
有島夫妻と同じマンションに住む夫妻。
この夫婦が一番リアルでした。

できちゃった婚で妻に愛情がなく馬鹿にしているモラハラ夫。
依存症があり、自分を馬鹿だと思い込みストレスを溜める妻。

 

有島夫妻に迷惑をかけたこともあり引っ越し、
1年後に出くわしたしょこたん夫妻は手を繋ぎ、二人目をご懐妊の様子でした。

 

そのための麗華入院設定だったのか。
この夫の心境の変化がなぞですが、
これも連ドラ名物脇役も幸せエンドとして受け入れます。

 

・小田原

小田原は涼太の同僚で、ドラマオリジナルキャラ。
本筋に絡んでくるのかと思いきや、
涼太に一方的に想いを聞かれてしまう、という絡み方ぐらいです。
あとは原作の回想シーンを小田原との会話に置き換えたりしていました。

 

で、最終回で疑惑のエンドを迎えます。

または、
あなたのことはそれほも
と話題になる小田原エンド

 

涼太は「もう吹っ切ってるよ」という目線だったと思ったのですが、
それでネットが沸いたので良しとしましょう。
オリジナルキャラとしてはあまり意味はなかったけど
ターゲット以外のクラスタ女子を連れてくるのに一役買ってくれました。
これも連ドラっぽいぞ。

 

ということで、概ねハッピーエンドという大団円だったと思います!
私は理解しがたいことも含めて、満足の最終回でした。

 

ドラマは原作とは違う見せ方をして、メインテーマも変えてきていると感じました。
さて、原作がどう結末するのか楽しみですね!
最終回が掲載される「FEEL YOUNG」は7月8日発売だそうです。

あなたのことはそれほど(1) (FEEL COMICS)

 

■場外

波瑠さんのことはそれほど…になってしまう予感です。

 

最終回前日に波瑠さんがアップしたブログがこちら。

天罰が下る?

なんだかんだうまく収まる?

どっちでもいいかな。

自分とは関係ない夫婦のことだもの。

正しいとか間違いとか、そういう軸を持って考えてたら不倫はしないでしょうし。

自分が傷つけたわけでもない人に、それは間違いだとか、ひどいとか言われてもですし。

本人たちだってああそうですか、間違いなのはまぁわかってますけど。ってぐらいのことでしょう。

もちろん不倫はいけないと思います。

でも赤の他人が清く正しく生きていてるかどうか、私はあんまり興味ないなぁ、なんてことも思っちゃいます。

ただ、もし身近に不倫が実際にあったら、どう思うかもわからないですけどね。

簡単に言い切れることは何もないんでしょうね。

情報源:波瑠オフィシャルブログ「Haru’s official blog」Powered by Ameba

よく読んだら、
前回のブログで「共感」について書いていたよりはご理解されているようです。

 

でもこのブログを発信する意味、
自己アピールでしかないですよね。
視聴者にとってなんのメリットがある記事なんでしょうか。
まあブログなんて自己発信の場なので良いのでしょうが
ネットニュースで拡散される時代なのが気の毒です。

 

「正しい」にとらわれすぎるな、という本題に近いのに
どうしてこんないいわけとか自己肯定的に書いてしまうんでしょうかね…
ご自身は否定していたけど
みつに近い
いや、みつより難儀な女性かもしれません…
演技するお仕事なんだから興味ないじゃなくて、作品の理解を見せたほうが良いかと思いますが…

 

このドラマの出演者で唯一株を下げたのは彼女じゃないでしょうか。
前クールの吉岡里帆さんは悪女役をやって名を上げたんですけどね。
残念です。
まぁ、そんな個性がスケスケの女優さんがいるのもおもしろいからいっか。

【早期購入特典あり】あなたのことはそれほど DVD-BOX(クリアファイル(B6サイズ)付)

さて、
独女を楽しませ続けているTBS火10ドラマ枠ですが、次はどうなるでしょうか。
原作ありの頑張る女性向けドラマですが
今回以上に男性視聴者獲得が難しそうです。
これもまた予習します。

 

今期の視聴率ランキングは、追ってご報告いたします!

【今回のハック】
TBS火10が毎回違う角度で攻め続けていて楽しい。今回はドラマで共感を求めるなという新境地に。

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